僕にとっての甘酒とは… …それは、酒粕でつくるほうのやつであって、子供のころから慣れ親しんだ味だ。麹と米だけでつくる本当の甘酒を飲んだのは、実は去年が初めてだった。つうか、去年まで知らなかった。 軍配は、やはり酒粕の甘酒にあがる。 麹のは、なんでお米がこんなに甘くなっちゃうの?という意味で、麹のチカラや発酵の楽しみを知るためにはいいかもしれないが、いかんせん、甘すぎるのだ。いくら薄めても。 酒粕のほうは、やはりサケのはるか延長線上にある、ってところがよいのである。朝から飲んでも気兼ねがいらないし、後ろ指もさされない。寒い冬場の出勤前なんか、最高よ。ほろ酔いしてそうな気もするけど。 そりゃそうだ。酒粕そのものは、日本酒のもろみを清酒と酒粕に分けただけだから、アルコール入ってるもんね。酒粕をそのまま食べると、酔うもんね。 まあ、いいじゃない… 酒粕をトースターであぶって、温めて食べることもある。スーパーで売ってる酒粕の袋のウラに、「焼いて砂糖をはさんで子供のおやつに」なんて書いてあって、小馬鹿にしてましたが、実はけっこう旨いですね。 砂糖をはさんでもいいんですが、焼いて何もつけずにそのままってのもうまいもの。焼いてそっと香りをかぐと、あれはチーズの系統の香りですね。ワインに合うのか???それは試したことないが、「焼いた酒粕をつまみに熱燗を飲む」などというどうしようもないことは、すでにやってしまっております。 |
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