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zoom RSS 2度目のエイズ検査。

<<   作成日時 : 2009/07/19 22:57   >>

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2年ぶりです。

不安な相手と性交渉した…ということでもなく、まったくクリーンなはずの私ですが、受けてみました。まあ、いちおうは不安な人が来るパターンが主でしょうから、施設のスタッフも「どんなことがあってここに来る気になったのか?」という点は気になるようで(こちらとしては答える義務はないものの)、やっぱり水際で活動している立場としては当然気になりますよね。遠まわしに聞くとも聞かれぬとも微妙なわけですが、僕の場合、ほんとにクリーンじゃないと逆におかしいんだよなあ…という私生活なものですから、正直に答えました。

「この年齢になって献血を思い立ったのですが、せめて使える血液かどうか、この点(=HIV検査)では調べておきたかったものですから」

本当です。自分がなにか世の中のためにできないかなあ…あまりにも、なんもしてないもんなあ…(もちろん、納税とかはしてますけど)

で、そんな会話をしながら、密室で一対一となったお姉さんが、結果通知の入った封筒を僕に渡します。…堅い表情で。

僕は自分自身で中身の結果を見なければならない。緊張のとき。どきどき。



…「陰性」「判定保留」の文字が2つ並んでいて、「陰性」にマルがしてあった。

陰性と陽性って、もちろん意味はわかるけどさ、なんか、「陰」だとヤバくて「陽」だとOKみたいな気がしませんか?陰性にマルがしているのを確かめながら、これってOKってことなんだよな…とよくよく考えなおしてみる。

僕より年上のお姉さんは、「心配になるような出来事があってから3カ月以上経ってますね?」と念押しした。正直に僕は「心配になるような出来事があったわけではありません」と答えてからくだんの献血の話をすると、彼女はこわばった表情をはじめて崩した。僕はお堅い場所で真顔で冗談を言うことにかけては、ちょっとだけ自信があるのだ。天皇陛下に園遊会に呼ばれたならば、ちょっとしたくすくす笑いを起こさせるくらいの自信がある。でも、ウケなくてはならない場所でウケるようなことだけは、絶対に言えない。

お姉さんは、「自信を持って献血してください」と僕を見送ってくれた。

そうなんだ。これが僕の性格なんだよな。自信を持てないこと、これが課題中の課題。

落合監督の息子のフクシ君が「彼女ができたらどうするか」という質問に”まず性病検査を受けてもらう”と答えた”伝説”があって笑い話となっているが、僕にはフクシの心理がよく理解できる。だって、相手がどんな男と寝てきたかなんてわかんないし、僕自信をクリーンであると証明してあげるには一緒に検査するしかないでしょう。求めたことないけど。でも、究極的には、その考えがわかります。

僕は、日常生活からいってまずエイズになんか感染していないはずである。が、僕も聖人君子ではないから無菌室で生きているような人生でもない。

じゃ、お前は黒なのか白なのか?というと、「検査でもしないかぎり絶対に白とは言い切れない」と考えるタイプなのだな。みずからを思い返してみて「黒になる覚えはないから限りなく白だろう。だから白と言ってさしつかえない」とは言えないタイプ。

ある意味では鉄壁の慎重さなのだが、裏を返せば100%ウラを取らない限りは、OKと言う自信を持てないタイプなのである。ということは、そこそこのところで自信を持ってしまうことができないタイプなのである。これは、人生このかたなににつけてもその考えであった。

たぶん、世の中の多くの人は、そこそこのところで自分にOKが出せるはずである。それで行動しておいても、大方において間違いはないはずだ。僕も、それでいいと思う。でも、自分はそれができない…。だから二の足も踏むし、チャンスも逃す。

HIV検査を受けただけでも、自分の人生を振り返ってしまう私でした。


・・・初めてHIV検査したときの話をしましょうか?

結果通知の入った封筒を医師が開けながら「ハッハッハ…、まあ、身に覚えがないんだったら、大丈夫ですよ。ハッハッハ…」と言う。

僕は、結婚を考えていた相手がいるから、いまさらなんだけど、いっぺん検査くらいはしておきたいという理由でその施設で検査を受けたのだ。

「ハッハッハ……ハッ!」

医師の顔が一発でこわばる。なになになに?なにがあったのさ?

…エイズではなかった。しかし……

エイズ検査と一緒に梅毒やクラミジアの性病検査もしてくれる検査だったのだが、エイズは陰性ながらもクラミジアに「判定保留」が出ていたのだ。学生時代にサザンの「OH!クラウディア」を「OH!クラミジア」なんて替え歌した過去があるからバチが当たったんだと思う。

僕はそのまま指定検査機関に送られ、クラミジアの再検査を受ける羽目になった。経過を見るということで、それから半月ごとに2カ月くらい通院しては採血、判定、採血、判定をくりかえす。

結論としては、指定検査機関では一回も陽性反応は出なかった。「はじめの検査はあくまで簡易のだから、こういうことにもなりえます。ま、もう安心していいでしょう」といわれて無事放免となった。


ま、僕みたいに慎重すぎて安心が遠い性格もどうかとは思いますが、検査は検査で大切ですね。

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