守成円蔵のちいさな世界

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zoom RSS よい酒は気を高める。

<<   作成日時 : 2009/07/05 22:34   >>

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どうしようもなく、ブルーな一日だった。

何があったわけでもないが、とにかく気力が萎えてしまってしょうがないのだ。だるい。重い。やる気ない。

当初はいろいろと出かけて回る予定の一日だったが、すべてキャンセルした。気晴らしのはずのジョギングも、すっきりしなかった。気がつくと、だらだらしたまま夕方が迫っていた。

一年前に漬けた梅酒をグラス一杯、ロックにして飲ってみた。梅を倍量にした梅酒だ。おかげで、酸味がとても効いている。この時期の重い体と心に、喝がはいる。そして、喝が入ったままの体を眠気が襲う…。遅い昼寝。

腹が減って目覚めた。何か作る気力がない。外へ出て中華屋で済ませる。坦々麺というのに、挽肉が入って胡椒でやたら辛みを効かせてとろみをつけた「醤油味」のラーメンであった。こんなものを四川省で出したら、暴動間違いなしである。

おまけに、メニューの写真に比べてワカメの盛りが非常にケチであった。僕は、サンプルと実物の違いの大きい店は、信用しないタイプである。しかもサンプルどころか、自分で撮ったメニューの写真よりか貧相な実物なんて…だからダメなんだよ!

つうか、なんでタンタンメンの具が、ワカメとモヤシなのか?

四川省の中国人に食わせたら、激怒するに違いない。これはこれで旨いラーメンではあるが、タンタンメンを名乗ってはいけない。四川省への冒涜である。ゴマはどこへ?味噌はどこへ?

と言ってる私ですが、四川省は成都という街で本場のタンタンメンを食べたことがあります。汁なしソバといったほうが近いですね。ゴマと唐辛子とそして、山椒の調和でございます。そして、決して本場ものは日本人の口には合わないと思います。それを、日本人がゴマミソ味の汁そばとして改良してみせたんですね。いまだ、これは成功だ!という和風タンタンメンに出会ったことはありませんが。

さて、長い前置きは終わりにして…。

部屋へ戻って、何か酒を飲みたい気分になってきた。こういううらぶれた気分の夜には、うらぶれた酒を飲むと悲惨なことになる。だから、こんなときこそちゃんとしたいい酒を飲みたい。

そんなときのためのストックが、僕の冷蔵庫にはたくさんある。ここぞというときの、とっておきの良い酒が。

ここで、冬に買っておいた愛川町は蓬莱という蔵の、純米吟醸酒の封を切った。本当は冬のうちに飲むべき酒である。だけどその酒は、夏を迎えてもなお、瓶の中にかすかな炭酸を残していた。酒器に注ぐ口から見てわかる、とろりとして濃厚な酒。蔵のお母さんいわく、もろみを槽(ふね)からしぼって、口から出てくるところを蔵人が瓶を構えてそのまま受け取った酒なのです、と。いうまでもなく、生の酒。

…旨いです。

こういう良い酒は、力を持っています。体に働きかけてくれます。

おかげで、昼間とはちょっと違う心持ちで就寝できそうです。ありがとう、蓬莱。ありがとう、大矢孝酒造。

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