守成円蔵のちいさな世界

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zoom RSS 晩夏

<<   作成日時 : 2009/08/22 20:07   >>

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10年ぶりに…

…むかしの女の子から電話があった。

「あなたいま、どうしてるの?」

夏の終わりにこんな電話が来たら…ちょっとは心躍るじゃないですか。
晩夏(ひとりの季節)
(作詞、作曲:荒井由美)

ゆく夏に名残る暑さは 夕焼けを吸って燃え立つ葉げいとう
秋風の心細さはコスモス

なにもかも捨てたい恋があったのに 不安な夢があったのに
いつかしら時のどこかへ置き去り

空色は水色に 茜は紅に 
やがて来るさみしい季節が恋人なの


丘の上 銀河の降りるグランドに 子供の声は犬の名を繰り返し
ふもとの町へ帰る

藍色は群青に薄暮は紫に ふるさとは深いしじまに輝きだす
輝きだす

お盆を過ぎたら、これから転がるように秋へ向かう、晩夏の季節。ちょっとやるせない気持ちには、荒井由美の「晩夏(ひとりの季節)」がいい。今宵は、アルバム「14番目の月」から聴いています。

で、電話の彼女の用件は…


……宗教の勧誘だった。

お前なにやってんだよ!

10年ぶりに電話って、ソレかよ!お前も痛えけど、なにかしら期待した俺も痛え!

そんなこんなで、やさぐれて、たそがれた夜です。

綺麗な子だった。理想願望の強い子だった。でも、いつも視線はどこかうつろだった。地に足がついていない感じだった。常になにかどこかに救いを求めているような。なにかに理想郷を見るような。

ちがうんだよ。理想郷なんてこの先にはないのさ。いま、立っているこここそが、すべてなのさ。

10年越しの君に、この気持ちが届いたら。

届かないけど。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>……宗教の勧誘だった。

思わず吹いちゃいましたが〜
最後まで読んで、ちょっとしんみり。

十何年ぶりに、大学の同級生から電話が来たことがあります。
何事かと思ったら、ア○ウ○○の勧誘だった・・・
後から聞いたけど、その友人、離婚だなんだでガタガタしていたみたい。
そういう心の隙に入りこんじゃうのかなぁ〜
ア○ウ○○は宗教じゃないけど。
kinta
2009/08/23 17:56
ちょっと吹いてもらって、クロージングはしんみりと。まさに、理想的に読んでもらえて光栄です。

心の隙を見つけて忍び込んでくる、ってのはアタリだと思います。彼女の場合は、どうも聞いていると失業のようでした。何かにすがりたくなる気持ちも理解できなくもないんですが。

ア○ウ○○は、信仰の対象が神様の代わりに「成功」「お金」って感じで、本質的には宗教みたいなもんだと思うとります。
円蔵
2009/08/23 22:57

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