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zoom RSS 化粧品からステロイド。

<<   作成日時 : 2009/08/20 10:22   >>

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これ、1年前に書いたままお蔵入りしていた記事です。

ここに出てくる業者が最近逮捕されましたので、いい機会だからUPします。逮捕の件について興味があるかたは検索していただくか、僕の次の記事でも転載しますので次の頁をごらんください。
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久々にアトピーネタで。

反ステロイド派としては、許せない出来事です。こうやって知らないうちにステロイド漬けにされてゆく。あと、小学生の包茎治療にステロイドとかいうバカな口車に乗せられる親もいるので、このへんは要注意ですよ。
化粧品から薬並みのステロイド 「効く」口コミに注意
(2008年7月30日 産経新聞)

「ステロイド不使用」をうたい通信販売されていた化粧品から、医薬品並みの濃度のステロイドが検出されていたことが今月、明らかになった。東京都は「薬事法違反で、健康被害が出る恐れがある」として、商品の回収と販売中止を指示した。化粧品は全成分表示が義務づけられているとはいえ、正しく表示されているかどうかの確認は業者側に任されている。消費者が購入前に実際の成分について知るすべは事実上なく、被害をどう防ぐかが課題となっている。

この商品は販売会社「ラバンナ」(東京都新宿区)が、今年3月から通販などで売っていた化粧品クリーム「NOATO(ノーアト)クリーム」。米国から輸入していたという。インターネットの口コミサイトなどで「ステロイドが入っていないのにアトピーの肌がよくなった」と人気に火がつき、約4カ月間で5691個を売り上げた。

同社の商品紹介サイトでも「ステロイド剤などの成分は一切含まれておりません」としていたが、国民生活センターが調査したところ、プロピオン酸クロベタゾールというステロイドの一種が検出された。このステロイドは、5段階に分けられているステロイドの効果で最強ランクに属し、医師の処方箋(せん)がないと使えない医療用医薬品とほぼ同一の含有量だった。

近畿大医学部付属病院皮膚科学教室の医師、小西奈津子さんは「治療でステロイドを使うとき、顔には中程度ランク以下のものを使い、最強ランクのものは使わない」といい、「化粧品クリームなら顔に使った人もいるのでは。強いステロイドはリバウンドも大きいので、使った人は専門医に相談してほしい」と呼びかける。

実際、同センターに寄せられた購入者の苦情の中には「使用してみるとあまりの即効性に怖くなり、使うのをやめたところ、使用前より悪化した」(30代女性)といった被害もあった。

化粧品は輸入品であっても全成分表示が義務づけられている。ところが、表示が正しいかどうかの確認は企業責任で、実際に確認しているかどうかをチェックする機関はない。同社は「自社の委託検査で検出されなかった」などと主張しているというが、検査機関では「検査は医薬部外品として認められているステロイドを調べたもので、今回検出された医薬品のステロイドは引っかからない。医薬品のステロイドは化粧品に含まれるものではないので、通常は検査しない“想定外”のもの」と説明する。

東京都福祉保健局健康安全部薬事監視課では、「化粧品の全成分表示は消費者が商品を選択するためのものだが、必ずしも表示が正しいとは限らないことが明らかになった。ネットの口コミを信じて購入した人が多くいたようだが、口コミはあくまでも個人の感想なので、内容を指導するのは難しい」という。

ステロイドは開発から約60年たつ薬で、効き方や副作用について、現在ではかなりよく分かっている。今回のクリーム購入者の多くはアトピー性皮膚炎の患者だったが、「ステロイド不使用」をうたうことで商品が売れたのは、それだけステロイドに拒否感をもつアトピー患者が多いことのあらわれともいえる。

小西さんは「重症の患者さんほど、ステロイドへの不信感が強い」と治療の難しさを感じてもいるが、「ステロイドは医師の指示で使えば決して怖い薬ではない。ただ、アトピーは完治が難しいのも事実。患者さんは現実を受け止めることも大切で、口コミ情報に惑わされないでほしい」と話している。


以前、皮膚科医とプライベートのサシで話を聞く機会がありました。詳細をアップするつもりができていませんが(※1)、結論からいうと、建前としては上記記事のラストにあるように『医師に従えば問題ない』のですが、きちんと指示のできる医者などたいして存在しないであろう、ということです。入院した上でステロイドを与えているのならコントロールは効くでしょうけど。実態としては、アトピーにステロイドは患者の健康を損ねるだけですので、経験者として言っておきます。

不幸ながら上記の商品を使用してしまった方、記事中にあるような「使用を中止することによるリバウンド」が来るやもわかりません。でも、結局、痛い思いをしてもリバウンドを通過して毒抜きをするほか、ないと思います。もちろん、これは私個人の感想(体験談でもある)ですから、上のように《口コミを信じるのかどうか》、って問題になってきますよね。それでも続けるのは結構ですが、あなたの腎臓(副腎)へのダメージは深刻なものになるかもしれません。こういう”肝腎”なことは医者は教えてくれないんですけどね。

(※1)ようやくUPしました。本記事の1つ前の記事をごらんください。その記事もまた、お蔵入り記事からのUPです。

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国民生活センター
化粧品からステロイド。 ... 同社の商品紹介サイトでも「ステロイド剤などの成... ...続きを見る
ゆうこのささやき
2009/08/23 23:12
国民生活センター
化粧品からステロイド。 ... 同社の商品紹介サイトでも「ステロイド剤などの成分... ...続きを見る
まりのささやき
2009/08/25 15:42

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは
同じクリームの話をブログに載せましたので、TBさせていただきました。
それにしても、去年の夏にわかって、丸一年経って逮捕だなんて、手ぬるいのか、それとも、巧妙なのか?
と思いますね。
よいこ
2009/08/20 11:37
これはかなり悪質ですよね・・・
口コミも社員のやらせだったようだし。

アトピーもそうですが、花粉症でも気軽にステロイド剤処方する医師もいます。
でね、そういう先生が"あの先生の薬はよく効く!"って評判だったりする。
kinta
2009/08/20 17:54
よいこさん
マル一年、というのは確かにおかしな話です。騙した騙さない、ってのは立件が難しいにしても、もうちょっと警察にはスピーディに厳しくやってもらいたいものです。

kintaさん
やらせってのは、酷いですね…こういうのも、警察がウラ取ろうとしてもなかなか取れないところなのでしょう…

僕も花粉症で知らぬ間にステロイド処方されていたクチです。「あの先生はよく効く!」…盲目的なクチコミ。あります、あります。ある意味迷惑ですよねえ。
円蔵
2009/08/21 21:23

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