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zoom RSS 中国広州への旅12【市場】

<<   作成日時 : 2010/04/30 16:05   >>

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人々はどこでどんなものを調達するのか?

旅先でのマーケット、市場めぐりも楽しみのひとつ。

中国もいまやマイカーの時代となり、広州ほどの土地ならばきっと郊外に最新の大型ショッピングセンターとかあるんだろうけど、興味はない。僕の歩いた中心街には、個人経営に毛の生えたような小型のスーパーもあったが、だんぜんおもしろかったのは主婦が毎日の買い物をするための生鮮市場。これはほっつきあるいてると路地を一本入ったようなところでたびたび見かけた。

果物屋、野菜屋、肉屋、魚屋、麺屋、などなどがビルの1Fにこじんまりと集まっている。そこに一家の食をあずかるおばさんたちの熱気が舞う。とにかく並べてあるだけで匂ってくる野菜の香りがいいね。日本とはモノが違う(買ってないけど)。肉屋なんて、いまだに冷蔵設備なしで針に肉塊をつるしたまんま売ってるもんね。豚のレバーもそのまんまべたんと置いてある。そんなに鮮度に自信があるんか?でも、ぴちぴち。

面白かったのは、魚屋さん。哀れブツ切りにされた食用ワニを見れたから。尻尾のない、後ろ脚ついたまんまのところとか、その脇にあのお顔だけドン!とならんで置いてあって。グロいというよか、日常の食にワニかよ!そんで魚屋かよ!とひとりツッコミして帰ってきた。

同じく魚屋管轄らしいのが、「田の鶏」ことカエル。たのむから籠の中にぎゅうぎゅう詰めにして売らないでください。下のほうのやつ、つぶれないんですかね。黒い大きなかたまりだな…と思って籠を覗くと無数のカエルだったりしますので、知らないとびっくりもんで。

ところが今回カエルを土鍋で炊き込みご飯にしたの食べたけれど、あれうまいもんだな。いい出汁がでるもんだな。日本人も食材として見直していいかもしれない。

鶏肉屋さんはみるからに新鮮そうな肉が並べてあった…と思ったら、店員の背後のケージにいろんな鳥が生きたまま入っていて、今ここで締めております。むしっております。たたっ切っております。そりゃ新鮮ですね。トリの種類多すぎでわけわからんでした。むこうは選択肢広いわけですね。

あと、道端で敷物ひとつひろげて営業している露店のウサギ屋さん。ペットじゃないすよ、食用ですよ。主婦がいっしょうけんめい品定めして、コレ、と決めたらその場で締めてます。いままさに喉切る瞬間、てとこは目をそむけてしまったヘタレな私でした…数分後には、きれいにむきむきされて裏返しになった一枚皮を残して、奥さんは意気揚揚とお肉を持ち帰り。タフだ。

かわいそうとか残酷とかいう話じゃなくて、僕が日本で食べてる牛豚鶏すべての肉は、誰かが見えないところで殺してさばいてくれてから、こちらの口に入っているわけで。それを僕らが直接意識したり、見なくていいシステムにしているのはある意味ありがたい。けど、本当は人間ってそうやっていのちをいただくしかないわけで、単に、食ってる側が「残酷だ!」と糾弾できる問題じゃない。

それを、中国ではあっけらかんと当たり前に公然とさばいてみせる。生と死が普通に毎日の食卓に隣り合わせるかの国は、それはそれでいさぎよいといえばいさぎよい。

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