守成円蔵のちいさな世界

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zoom RSS シュールなる山陽新幹線A。

<<   作成日時 : 2010/05/18 11:50   >>

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こんどの話は、大阪からの下りこだま号。

いま僕の手元に摩訶不思議なるマンダラ模様の描かれた1枚の緑色の名刺がある。

「意欲開発研究所・所長 ○○○○」さんのものだ。

なんじゃそれ、というのはおいといて。

僕はそのとき広島へ向かう出張。同行の先輩と新大阪駅で合流した。たまたまチケットの発券の都合で、ふたりは別々の車両の指定席となっていた。で、なんだか知らぬが、先輩が座席を交換しようと言い出したのだ。どちらも煙草の吸える車両だったし、なんで先輩かそんなことを提案したのかよく覚えていない。でも、ぼくも別に異存はない。ちょっとした交換ごっこか。

そうやって私たちはチケットを交換してから改札をくぐり、それぞれ列車に乗り込んだ。

僕が座ることになった車両は、かなり空いていた。平日の新大阪発のこだま号だから広島方面なんてこんなもんだろう。

でもやっぱり、空いてるのに僕の座ることになる指定席の横には先客がいたりする。

先客は、かなりご高齢とみえる背広姿のおじいさんだ。まあ、特に会話を交わすこともなく列車は進む。

…新神戸を過ぎたあたりでしょうか、このおじいさんから声をかけられました。

「あんた、○○○の業界の人だね?」と。

それで差し出された名刺が、冒頭の名刺であります。その研究所がいかなるものか僕にはわかりませんが、経営コンサルタントをしてらっしゃるそうです。ご高齢にかかわらず生涯現役がモットーなのだそうです。

じつに、本当にそのころ私は○○○の業界で働いていました。

だからといって、駆け出しでしたからもちろん顔が世間様に知られているわけでもありません。従って、このおじいさんが僕のことを知っているはずもなく、また、僕は背広に鞄のフツーのサラリーマンでしたから、外見で判断できるものもなし。

結局のところ、「キャリアを重ねてきたので、あんたのオーラを見ればそれくらいのことはわかる」という趣旨のことをいわれました。

むむむ。

ついでに、「あんたはその業界向きではないな。まだ若すぎる。経験の浅い者ではその業界では務まらん」、「とくに、野心で眼がギラギラし過ぎとる。それではいけない」と、・・・なんで隣り合わせの人に説教されなきゃいけないんだと思いつつも、仕事をひと目で当てられたことで興味を覚えたことも手伝って、いろいろ車中でお話を伺った次第。

短い車中で分かろうはずもないですが、当時の僕にとってはなかなかとっつきにくいオカルトな話もあり、実際のところあまり話の中身を理解できずじまいでしたが。


  先輩と交換した、もともとは僕の座るはずではなかった指定席。

  そこに居合わせた風変わりな老人。

  分かろうはずもない、僕の仕事を見抜かれたこと。

  なぜか説教くらったこと。


忘れられない奇妙な想い出となった。

まったく、山陽新幹線は油断がならない。

ついでにワゴン販売のおねえさんが東海道新幹線に比べてぴちぴちしてない。(今はどうなのかなあ)

つづく?

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