まず、日本ハムはよくやった。 自軍に有利なルールを作れないなら政治的圧力でやろう、とでもいいたげな巨人の「一本釣り」手法。一昨年の長野(現代のチョーさん)、昨年の沢村(巨人伝説の投手・沢村栄治にかけて)、そして今年の菅野(原監督の甥っ子)…正直、辟易としていたが、どの球団も巨人の暴走を許してきたところへ、今年は待ったをかけた球団が出た。それが日ハム。 今朝のスポーツ紙で、地元神奈川は東海大相模高の菅野は伊勢原で巨人祈願のお参りをしたという。場所は大山・阿夫利神社(*)。なんでも、伯父の原辰徳も30余年前のドラフト前にここで願掛けをして巨人の藤田監督に当たりを引いてもらったとか…その縁を今回もかついだそうな。 ちょっと待て。原は4球団競合の上、くじで巨人が当てたのだ。そこにはインチキも作為もない。だからこそ願掛けの話も光るわけで。 今回の場合は、もともと他球団が手を出せないように外堀を埋めておいたんだから、いまさら願掛けもなにもないだろうに。まことしらじらしい。 …と思っていたら、ハムが造反。確率50%のくじすら巨人は引き当てられなかった。気持ちがスカッとしたぜ、おかげさまで。 その日本ハムは下位で早稲田大学ソフトボール部の捕手も獲得している。すごいことやるよね。野球部じゃない人間をスカウトしたんだから。 さて。 われらが横浜ベイスターズは、1位の左腕投手をくじで外し、外れ1位の左腕もくじで外し(菅野を外した巨人と競合したのだ…)、そして外れ外れ1位で高校の右腕を指名した。なんだそりゃ。 で、その後2〜5位と4人続けて野手を指名。リーグ最低の防御率を誇る球団のすることか?やる気あんのか。ここに5位で横浜高校の乙坂だったのが意外だが。 で、合計9人指名して投手は4人だけ(1,6,8,9位)。正気かよ。 で、9人指名して8人が高校生。正気かよ。 まるで戦力が足りまくってる球団のすることかのようで。 (ほか、育成で独立リーグ香川から2名(投手と捕手)を指名してるけども) まあ個人的には、相当強肩らしい2位の捕手と、横浜の乙坂と茅ヶ崎の古村、米国系ハーフの乙坂とトラヴィスに注目をしたい(国吉で味をしめたな???)。 (*)紙面ではここの神社が標高1250メートルにあって、あたかもそこを菅野が両親と参拝したかに読める文章だったが、1250メートルの山頂にある小さなお社の本社を本当に拝むためには登山しなくてはならない。もちろん、一般人でもできるけど。でもなんとなく、山麓の立派な下社のほうに行ったんじゃないか普通は、と思うのは地元民ならではの疑義か。 |
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