中国・首を締める手はいずれ自分にかかる

弱腰外交反対。今日は言いすぎ覚悟でスンマセン。

北京で起きた(そして広東などへ拡大しつつある)愚かしい行為。ますます僕は中国への不信の念を深めた。もともと、好きな国だった。今はとめどなく膨らむ嫌悪感。この落差に自分自身が戸惑っている。そして、そんな現在が残念でならない。僕は、わずかながら中国で暮らしたことも、仕事をしたこともある。日本でも中国人と仕事をしたことがある。そして、運悪く、それらは「最低」の仕事だった。そういうナマの体験に嫌悪感のモトがあるだけに、昨今の報道に惑わされて言っているのでは、ない。

まずもって、ムチャクチャな主張である。繰り返し言う。靖国や教科書のことは、明らかな内政干渉である。一党独裁の国で作られる教科書で、抗日教育を続けてきた国に、言われる筋合いのないことだ。南京虐殺や、チベットやウイグルへの弾圧、もとより台湾の存在・・・そういうことについて「中国の教科書はどう説明しているのか?正しく書きなさい」と日本が口出したなら、中国だって内政干渉だと怒りはしないか?そして、国連常任理事国入りと軍国主義をないまぜにした批判。報道の限られた国の悲哀すら感じる。

かくしてデモは、インターネットの予告通りに、組織された。組織したのは誰か?裏で手を引いているものは、少なからず公権力とのつながりがある連中だろう。公安など国家権力もデモを見守りはすれ、止めようとはしない。天安門の一件で、デモに手出しするにも慎重にならざるをえないことだし。批判の矛先が中国政府に向かうことだけは、なにより避けたいのだろう。もともとは、政府が一本槍の教育を行ない、国内報道に規制をかませ、国外に民衆の不満を誘導してきたツケである。これは中国が自ら蒔いた火種なのだ。

同じガラスでも、イトーヨーカドーのショーウインドーが割られたのとは質が違う。日本大使館への投石があった。あきらかな主権侵害である。こういうことには、断固として抗議しなくてはならない。中途半端はいけない。猛烈に、毅然と、怒らなくてはいけない。駐日大使を呼びつけて注意したら済むなどというナマヌルイ対応は駄目だ(彼、いったいどんなスキンケアをしているのだろう?)。

中国は、今回の一件の日本の反応を観察している。政府も、民衆も。これだけ騒いでも痛い目に遭わないのことを実体験として掴めば、同じことを必ず繰り返す。大人しい相手には、徹底的にナメてかかるものだ。どこまでヤンチャして大丈夫なのか、そこを冷静に彼らは見ているのですぞ。今、穏便に済ましたら、進出する日本企業内でも、中期的に見て企業統治がやりにくくなるだろう。カネボウ中国での一斉サボタージュ事件のようなことが、これから続発するように思えてならない。

外交の基本だ。武力は抜きに、怒るときには徹底的に抗議すべきだ。

なんのかんのいっても、中国はリスクをはらみながら発展するだろう。でも、今の彼らには実感がないだろうが、深刻な環境破壊と、史上類を見ない超少子高齢化、貧富の格差による社会不安・・・この先20年間くらいか、無理のかかった成長には、必ず、ツケが回ってくるものだ。いずれ不満は、内に向く。こんなことしてる場合じゃ、ないんですからね。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

ジェームズ先斗
2005年04月11日 01:10
>>彼、いったいどんなスキンケアをしているのだろう?

王大使? 彼明らかにツヤツヤのピカピカだよな。周囲の奴と光り方が違う。オーラなのか?健康の権化?どうやってんだ?
円蔵
2005年04月11日 17:26
しかしだね、不貞腐れた表情してたように見えたのは、俺だけか?
中国外務省も「中国に責任はない」発言。中国に嫌われないような日本になるよう努力してネ!だと。ナニサマ?
こまった連中だ・・・

この記事へのトラックバック