早起きでステロイドを出せ。

これは、体内で分泌するほうのステロイドの話です。

アトピーをはじめアレルギー疾患をかかえる人の多くは、薬からステロイドを体内に摂取するケースが多いと思います。アトピー患者なら、ステロイド入りの塗り薬を病院で処方されるでしょうし、街角のドラッグストアでもこれらの薬(主にステロイド軟膏、別名・副腎皮質ホルモン)は簡単に売られています。「皮膚のかゆみに」とサラリと広告されると、買う方も気軽に買えてしまいます。

アトピーだけでなくアレルギーの諸症状に対して、軟膏のような外用薬だけじゃなく、内服や注射や吸入薬・点鼻薬・点眼薬といった形でステロイドを体内に入れている場合もかなりあるはずです。花粉症の方もその可能性はありますよ。

ところが、ステロイドは長期連用によりさまざまな副作用を起こすリスクが高まります。使用した量もさることながら、たとえ少量でも、またはときどきしか使わなくても、数ヶ月・数年と長期間使っていくことでそのリスクは高まるといわれています。

もともと、健康な人体は自分の腎臓(正確には副腎)でステロイドを作り出します。それを外部から、薬で補うとどうなるか。副腎はステロイド作りを休止してしまうのです。一旦休眠してしまうと、たとえ外部補給を止めたとしても、ステロイド作りはなかなか再開されません。ステロイド製剤の使用をやめた人がリバウンドに襲われる仕組みは、ここに原点があります。副腎を起こさないといかんのです。

アトピーでのかゆみが、真夜中に一番ひどくなって眠れない。そして不眠症にまで陥っている方はいませんか。体内での天然ステロイドの生産は、健常な人であったとしても深夜(明け方に近いくらいの深夜)が一番少ないとされるくらいです。まして、脱ステロイドした人は、慢性的に生産が追いついていない中で、一番苦しい時間帯がこの深夜帯じゃあないでしょうか。

わたしもかゆみによる不眠症で苦しみました。毎晩もんどりうちながら布団の中で朝が来るのを待ちました。そう遠くない、2004年の話です。その頃読み漁った書物から、自前のステロイドの分泌を改善するためには、「朝」に鍵があることを知りました。

実際、下のような記事も出てきました。「眠気スッキリ」が実験のテーマみたいですが、ステロイドが決め手になっていますね?ということは「早起き」はアトピーにも有効ともいえる仕組みになりそうです。同類の方はご参考まで。

それ以前に、生活リズムが狂いまくって早寝ができない、朝方まで目が冴えてしまう、という方は、昼間でも夜でもいいので運動しまくって身体を疲れさせておくのも有効でしょう。夏ほどには汗をかきにくいこの時期は、アトピー患者にとっても取り組みやすいはずですよ。

言うほど私も早寝早起きが実践できてるわけじゃないですが。
早起きで、眠気すっきり=光浴び、ステロイド分泌-神戸大など

 体内時計が「夜」の状態で光を浴びると、副腎皮質からステロイドが活発に分泌されることを、神戸大大学院医学系研究科の岡村均教授(脳科学)らの研究グループがマウスを使った実験で突き止めた。米科学誌セル・メタボリズム11月号に掲載される。
 ステロイドは朝起きる前に大量に分泌され、眠りを浅くする効果があるとされる。光を浴びるとより分泌が進むことから、岡村教授は「朝日を浴びて起きるとすっきりする仕組みが解明されたのでは」としている。 
(時事:2005年11月9日)

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