皮膚病患者をミイラと中傷。

世の中が無臭だと思っている馬鹿者。

人の痛みを知らぬ愚か者。

それにしても大学側・水泳部側はいい迷惑だね。全然関係ないのに。
皮膚病患者をミイラと中傷 ネットで岩手の学生

岩手県内にある大学の元水泳部員の男子学生(20)が、アルバイト先の書店で顔や腕を包帯で覆った皮膚病患者の写真を隠し撮りし、インターネットに「ミイラが来店」などと中傷する書き込みを繰り返していたことが17日、分かった。同じ悩みを抱える患者らからの抗議メールを受け、水泳部のホームページが閉鎖に追い込まれたほか、大学側にも抗議が殺到。学生から事情を聴き、厳重注意を行ったという。

学生のバイト先の近くには、重度の皮膚病治療で名の知られる総合病院があり、撮影されたのは、そこに入院する患者の外出時の姿とみられる。大学側などによると、書き込みは7月9日に2度行われた。バイト先の書店を訪れた患者の写真を携帯電話のカメラで撮影した上で公開し、「ミイラが来店」「刺激臭を観測…くせぇ」などと中傷した。

書き込みが、会員登録型のソーシャル・ネットワーキング・サービスで行われたことから個人が特定され、巨大掲示板群などを介して批判の声が広がった。

抗議のメールを受け、水泳部は7月27日付で「元部員の軽はずみな言動でご迷惑をかけた」などとする謝罪文を掲載し、ホームページを閉鎖。大学は28日に学生を呼び出し、「学生として、人として不適切な行為」などと学部長名義で注意した。
(産経新聞 8月18日)

一歩外へ出れば、ちょっとなあ・・・という臭いを発する人と出会うこともある。明らかに風呂に入っていないという人もいる。特徴的な体臭の人もいる。口臭の人もいる。香水つけすぎのおばちゃんもいる。それぞれ事情はあるんだ。それについてはいちいちクサイのなんだと口にしないのが公衆道徳というもんじゃないか(これもケースバイケースね)。悪意あるものは別として、そういうもんじゃないの。

なかには、やむなく臭い薬を塗り、包帯でグルグルにせざるを得ない人だっている。仕方ないじゃないか。そういう人への配慮が、20歳を過ぎても欠けているというのはいったいどういう育ちをしてきたのだろうか。それを盗撮してネットに上げてミイラ呼ばわりとは何事か。

恥を知れ!

かくいう僕もアトピー性皮膚炎という皮膚病が重かったころは、それこそ体中、首から下の全身をモクタールという軟膏でベッタベッタにして外出していた。そうでもしないと、外出してもかゆくて気が狂いそうだったのだ。

ところがこのモクタール軟膏が臭いんだ。色は真っ黒、臭いは酸っぱくてかつスモーク臭がある。モク・タールというくらいだから、木炭とか、タールとかが配合されているんだろう。それを聞くとおどろしいのだが、鎮痒効果はあったし、ステロイドのような恐ろしい害もない。でもやっぱり臭いのね。電車で座っていたら、隣に座った男性が鼻をヒクヒクさせたことがある。すまんね。彼は、そのうち自分の脇の下やら腕やらを嗅ぎ出して、よもや自分自身が悪臭の源ではないかという仕草を繰り返していた。違うんだよ、臭いのは僕なんだよ、ゴメンな。

それから僕は、空いている限りは車中では座らないようになりました。ほとんど塗らなくなった今でも、基本的にはじっこにぽつねんと立って乗るようにしてます。


そういえば、モクタールが服や下着につくと、落ちないんですよね。黒いのが。

全身に塗っていたころは、主におじいちゃん用に販売されている長袖の肌着と、足首まである長いステテコを愛用していました。だってしょうがないじゃない。全身からカサブタが落ちるので、足首や手首のすぼんだ部分に剥がれた皮膚のカスがたまってくれるのだ。1日着た後はすごいんだぞ!でも、少なくとも、床に落ちたりしない分はマシだ。だってしょうがないじゃない。

僕の家の物干しには、白地なのに真っ茶・真っ黒に染まった肌着たちがひらひら。恥ずかしかったなあ。あそこの家のおにいさん、着たまま排泄してしまっている…若くして認知症?という噂もあったとか、なかったとか。

あれなんですが、女性はまたちょっと違うかも知れませんが、僕の場合、医師の奨めもあり、極力刺激を抑えるために綿100%の白の下着を選んでいました。この年齢になって純白のブリーフとは……。モクタールの汚れは、塩素系で強力に漂白するとある程度は落ちます(生地はそれなりに早く痛みますが…)。風呂に入った時に、石鹸でいいのでよく泡立つまで手洗いしてから漂白すると、もっといい感じに落ちます。ただ洗濯機で洗っただけだとモクタールの油っぽさが生地に残るので、完璧ではないものの肌のためにも手による下洗いをお勧めします。

それでも面倒臭いと思えば、どうでしょう、風呂の浴用石鹸でパンツを手洗いしたまま、その勢いで泡だらけのパンツをタオル代わりにして身体を洗っておしまいなさい。ここまですると黒いのもけっこう落とせます。お下品ですが、パンツで身体を洗う己のこっけいさに笑える余裕が出てきたならば、あなたのアトピー度もワンランクダウンしてるかも知れません、よ。

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この記事へのコメント

しょう。
2007年06月28日 03:17
一年くらい前のテーマですが、読んでいて
ひどすぎると思い涙がでてしまいました。
世の中には心無い人がいますね・・・。
しかし、そのあとの文章でちょっと暖かい気分になりました。実は先日、前橋先生の受診をうけてきました。私は掌蹠膿疱症で行ったのですが、アトピー性皮膚炎で悩んでいる友達に前橋先生の治療法を
お知らせしようと思い、なにか良いサイはないかと探していたら、ここに漂着しました。(^^)


円蔵
2007年06月29日 00:11
漂着コメントはとても嬉しいものです。どうもありがとうございます。

なんといいましょうか、病気をしますと体はもちろんですが、ともすると心までおかしくからいけません。明るく行きたいものです。

前橋先生の診療を受けられたとのこと、とっても興味があります。ともあれまずは、しょう。さん及びお友達の回復を祈念しております。きっとよくなります。。。

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