朝鮮狼。

朝鮮半島にはまだ狼がいた。

チョウセンオオカミ。しかし絶滅寸前だという。あまり情報が見つかりませんでしたが、いまや半島の北部、つまり北朝鮮国内の限られた場所、およびそのまた北部に隣接する中国領の朝鮮族が住む地域などに少数いるだけのようです。おそらく韓国域ではほぼ絶滅したのでしょう。南北の国境線(休戦ラインですが)のある非武装地帯で皮肉にも生き残っているのではないかともされますが・・・

まあ、朝鮮人の住む場所だからチョウセンオオカミ、なわけはなくて、大陸のオオカミ(チュウゴクオオカミ)との違いがあまり明確になっていないだけかもしれませんね。そういや、ソウル五輪のマスコットキャラは虎でした。韓国の虎はとっくに絶滅してるはず。いまは北朝鮮にすらいるんだかいないんだか。そもそも東北トラやアムールトラとどこまで違うのか。

で、韓国の科学者がオオカミのクローンに成功したと発表していたケース、これはこのチョウセンオオカミのことだと思うのですが、どうもこれがガセくさいとの疑惑。クローン研究で国際的に第一線を言っていると信じて疑わなかった国民はまたまた落胆させられるのか?これも気の毒な話です。
<李柄千教授>クローンオオカミも捏造?ソウル大が調査
(2007年4月9日 毎日新聞)

韓国ソウル大の李柄千教授らの研究チームがチョウセンオオカミのクローンづくりに成功したとする論文についてデータ捏造(ねつぞう)などの疑惑が持ち上がり、同大は9日、調査に着手したと発表した。

研究には、ヒトクローン胚(はい)による胚性幹細胞(ES細胞)研究で論文を捏造、懲戒免職となった黄禹錫元教授も参加していた。聯合ニュースは今回の疑惑で、同大の研究の信頼性がさらに傷つくのは不可避と伝えている。

オオカミの論文をめぐっては、外部の専門家らにより、クローンの成功率に関するデータや、オオカミと代理母役の犬のDNAを分析した表について、捏造や間違いがある可能性が指摘されている。

研究チームは先月26日、2匹の雌の「クローンオオカミ」を公開。動物園で飼育中のオオカミの体細胞を、核を除いた犬の卵子に移植、受精卵を犬の子宮に戻す手法で2005年10月にクローンをつくることに成功したと発表していた。

クローンの是非はまた置いておいて、まだ生きているのなら大事に保存に努めて欲しいものです。日本はもうニホンオオカミを絶滅させてしまいましたから。剥製が5体程度しか残っていないのもお粗末な話です。映像すらないに等しいらしい。絶滅させといてなんですが、日本人にとって狼はたんなる野獣ではなく、オオカミ→大神と神の使いとして神聖視されていただけに残念なこと。実際問題としても、鹿や猿などが増えすぎないためには必要な存在だったと。日本人には当時そういう知恵がなかったから。

チョウセンオオカミですが、京都の動物園で数等飼育されていて、最後の一頭がたしか2002年くらいに死んだとか。ここはチョウセントラも飼育してました(04年に死亡)。北朝鮮と国交がないのに、京都の公共の動物園で飼えている、複雑な事情。こういうのもやはりマンギョンボン号で連れてこられるのだそうです。ちなみにここで繁殖に成功して神戸の動物園に子供がいるとのこと。

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