偽札で給与支給。

「偽札での現物支給だ」ぐらい言ってみて欲しい。

話はいきなりそれますが、選出されたフランスのサルコジ新大統領の初仕事はマルタでバカンスだそうです。

で、国内では反発した若者たちが暴動を起こす(日本は静かだよね。不満があってもネットカフェで生活するほうを選ぶし)。そりゃ怒るよねえ。猿誇示大統領は押し寄せるメディアを前に「休暇を取って、友達のクルーザーに乗って、なんで悪いんだ?」と居直り。

悪いさ。タイミングがね。

ニュースというのは得てして、人を煽るようなものを好んで出したがるわけで。

とくにいまどきの中国に関してはことさらに。だから、ニュースを見て、中国人全体がどうしようもない連中だと侮ってはいけないと肝に銘じている。お父さん、侮る。僕、あなどらない。

でも、どうしようもない奴がいるのは確かなことで。
それはまたどこのお国でもそうなのですが。

そりゃ怒るよねえ。俺も怒るよ。
給料袋の中身は「偽札」、怒る作業員を工場が解雇
(2007年5月10日 サーチナ・中国情報局)

広東省仏山市の順徳区にある染物工場で9日、作業員約20人に支給された4月分の給料が偽札だったことが判明した。作業員が会社側に抗議したところ、逆に解雇処分となった。10日付で広州日報が伝えた。

事件が発覚したのは作業員2人が紙幣が偽物ではないかと気づいたため。近くのスーパーマーケットにある検査機でチェックしたところ、偽札と判明した。

2人が仲間に伝えたところ約20人が偽札を支給されていたことが分かった。作業員らの抗議に会社側は「銀行のミスだ。本当の紙幣と交換するかどうかは銀行と交渉して決める」と回答、作業員に現場に戻るよう命じた。怒った作業員は就業を拒否したが、会社側は「職務放棄」を口実に解雇を言い渡した。

近所で工場を営む男性が騒ぎの一部始終を目撃し、警察に通報した。この男性によると、同工場で偽札が作業員に支給されたのは今回が初めてではないという。同工場は広州日報の取材に対して「我々も被害者だ」と釈明した。

逆ギレしてみたり、子供でも分かるような言い訳を盾にしてぜったいに謝罪しないところ(←被害者を装う会社のこと)なども、そうそうそう!と思わず納得。

ニセモノ天国の中国では、さいきんもディズニー上等!なパクリ国営遊園地が話題にあがったばかり。ニュース出すほうもそういうネタを血眼で選んでるんでしょうが。でも、笑えましたし、頑として非を認めない姿勢に憐れさを感じてみたし。

「あれはディズニーではない。我々がグリム童話を元にして開発したオリジナルキャラだ」
といいつつ、くずれ「ドラえもん」もどきや、やつれ「キティちゃん」もどきも、ちゃっかりおりましたし。

国営遊園地がコレだから知的財産のことがわかってない・・・と騒がれて早速、なんちゃってディズニーのキャラを引っ込め、看板に覆いをして、像を撤去しだした。しかし、それは非が自分らにあったからではなくて、ただ取り除いただけなのだ、という強弁をふるう。

海外での騒がれぶりをどう思うかと、中国のネット業者が国内のユーザーにアンケートを試みたという。半分強が「パクリはまずいだろう」派だが、「なんで悪いんだ?」派が2割強いたことのほうが痛々しかった。これはたぶん、模倣がいいとか悪いとかというよりも、よそからアレコレ指図されたくないからという気持ちのほうが強いと感じた私。

ニュースに採用された、わずか一例の中国人のコメントだが、それが興味深かった。

「なんでたかがこんなことで騒ぐんだ。外国のメディアは、模倣をネタにすることで、本当の目的は中国に圧力をかけたいだけなんじゃないか」

たしかにそういう一面もあるのかもしれない。ただ、この論法って、中国こそお得意なんじゃないか?

ヤレ靖国だ、ホレ尖閣諸島だ、しまいにゃ60年前の大虐殺だ不発弾だって、なにかにつけて日本にヤイヤイ圧力かけるのと本質はまったく同じだと思った。国家ぐるみなだけあって、よほど中国のほうが悪質だけど。圧力のネタにさえなれば、実際のところ彼らにとっては靖国だろうが領土問題だろうが何でもいいわけだ。だから、問題をひとつ片付けたとしても、また次のものをほじくりだしてきては難癖をつけるはずであり、そこに終わりはない。何度謝ってもたぶん彼らは許さない。

ディズニーにかこつけて、そのうち「千葉なのに東京ディズニーランドと称するのは国を挙げた詐欺である。そんなオマエラにわが国の知財問題に口出す資格はない」ぐらい言ってきそうな気がしますが、さて。


そういえば、白い馬に黒い縞模様をペイントして「シマウマ」として人を乗せて営業させていた、という中国からのニュースもあった。そんな馬鹿な。

取材で係員はこういったという。
「このシマウマはアフリカから来た。アフリカから来たのがシマウマじゃなければ、なんだっていうんだ」

乗っていた客はこういったという。
「一目で本物じゃないとわかるけど、子供が楽しんだから別にいいわ」

動物園はこういったという。
「本物か偽物かはたいした問題ではないと考える。重要なのは旅行客が楽しんだかどうか」

ま、いちいち相手にしていたくないれど、彼らも相手にしてもらえない期間が長かった分、ずいぶんズレちゃっただけなんだろうね。もう少し時間をかけていけば、社会全体として是正されていくのでしょう。五輪やってみた後なんかでは、だいぶ意識も変わってこようはずです。なにより、日本だってむかしはこういうこともあったんだろうし。なんたって浦安ねずみ苑だし。

目くじらはたてないけど、しかしもうちょっと素直に謝れんものかね。


Jリーグでプレーする、出身が南米かどこかのサッカー選手のインタビューにて。母国と比較しながら彼は現在について、「日本は犯罪が少ないし治安がいいから安心して働けるサイコーの環境。いうことないよ」と語る。うん、世界にはそうじゃない国のほうが多いんだよね。海千山千、玉石混交で気が抜けないような。恵まれてるよな。恵まれた目線から、恵まれていない国の中のことを揶揄してても、たしかに筋が違うや。なにが正しいとか、正しくないとかいうまえに。

む。

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