抗うつ剤の報道から。

鬱病の診断ってどうやるんですか?

以下は、お蔵入りしてたやつをUPすることにした文章です。数日前に、とある製薬会社が自社製品の抗ウツ剤から「ウツへの効能を取り下げる」とかいう対応をしたと聞きました。いろいろ問題があったからなんですね。それが下記のメーカーと同一かどうかは僕にはわかりませんので、そのへんはよろしく割り引いて読んでください。とりあえず、かくかくしかじかの未公開文章がありましたよ、ってことで。


・・・で、うつ病の診断ってどうやるのか、と。

血液検査やレントゲンで目に見える世界じゃないので、やはりうつ病患者特有の言動や思考などかどれだけあるかを医師が面談して決めるのでしょうか?それもある程度、チャートにのっとったアンケートか何かがベースになるのでしょうか?マルがいくつあって、ひとつ2点で合計何点以上あったら「ウツ」認定とか。

どうなんかなそういうの。

まあ、試薬でマルペケがデジタルに出る世界じゃないからこそ、やるほうもやられるほうも難しいのは承知の上で。

前に、【気分が晴れないのが1か月間続いたら、「うつ」を疑ってください】、という精神科医の拡販キャンペーンCMがありましたが、僕みたいな心配性の人間は病院にいったらみんなうつ病にされてしまうような気がして怖い。

僕が開業している精神科医だったら、とりあえず薬出したいから、疑わしきはみんなウツ病にしとくけどな。それは冗談としても、医者だって経営だから、そういう医者がいたとしてもなんら不思議じゃありません。

そういうのって、アトピーだからよくわかんないけどとりあえず薬出しときます、っていって、知らぬ間にステロイドの餌食(というより医者の餌食なんですが)にされるのと、すごく構造が似ています。

この考え方について、医療関係者やアトピーじゃない人と議論してもなかなか分かってもらえません。悲しいかな、ステロイドでアトピーの迷宮に足を踏み入れてしまった人ならなんとなく理解してもらえるかと思います。すべて皮膚科が悪いだなどとはいいませんよ。

とりあえずよくわからんうちにリスキーな薬を使わされるという点においては、うつもアトピーも大差ないかと。薬で治すというのも、もちろん1つの正しい選択肢ですから、僕も否定はしません。ただ、僕はやりたくないというだけです。それだけ。だから、コンビニ感覚で心療内科とかで薬もらって飲めば鬱病が治る、と期待して行かないほうがいい。もちろん、それで治った人はそれでよかったのです。
「パキシル」服用の自殺者増加 副作用の疑い
(2007年6月28日 毎日新聞)

抗うつ剤「パキシル」(一般名・塩酸パロキセチン水和物)の副作用が疑われる自殺者が05、06年度と2年連続で2ケタに増えたことが厚生労働省などの調べで分かった。パキシルはうつ病やパニック障害などに有効だが、若い人を中心に自殺行動を高めるケースがあり、添付文書にはすでに警告や注意が明記されている。厚労省は医療関係者に「患者の状態の変化をよく観察し、薬の減量など適切な処置を」と呼びかけている。

パキシルは世界で発売され、国内では00年11月から販売。製造・販売元の製薬会社「グラクソ・スミスクライン」によると、推計売り上げは01年は約120億円で、年々増え06年は約560億円。推定物流ベースでは抗うつ剤全体の約25%を占め人気が高いという。一方、厚労省の患者調査では、うつ病などの気分障害も増加傾向で、96年の43万3000人に対し、05年は倍以上の92万4000人に上っている。

厚労省と独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」によると、同機構への報告が義務化された04年度以降、パキシルの副作用と疑われる症例のうち、自殺をした「自殺既遂」は04年度が1件だったが、05年度は11件、06年度は15件と増加。自殺行動が表れた「自殺企図」も04、05年度の各2件に対し、06年度は24件に増えた。いずれも03年度以前は1ケタとみられ、06年度は厚労省が5月末現在でまとめた。

増加の原因について、医療関係者によると、処方される患者が増える中、医師が投与後、経過を十分に観察していないことなどが考えられるという。

一方、同社は「患者が勝手に服用をやめると、病状が悪化する恐れがあり、必ず医師に相談してほしい」と話している。

田島治・杏林大教授(精神保健学)の話 パキシルはうつ病に有効で、自殺関連の副作用が表れるのもごく一部とみられる。ただ、投与後、最初の9日間は慎重に様子をみて注意が必要だ。また、うつ病を早く見つけ、治療するという流れにのって、軽いうつ状態にまで、すべて薬を投与するのは問題だ。特に若い人の場合、カウンセリングで治るケースも多く、慎重にすべきだ。

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