ヒデキ・マチュイの引き際。

松井が引退した。

彼のホームランの弾道、独特で凄かったよなあ。

日本10年+アメリカ10年の20年で通算507本だって。

清原が22年で525本。彼の美学じゃないということだが、日本へ戻って現役続けたら清原を超えたかもしれない。いや、日米通算で500本なんだから、すでに超えてるよ。


日本人メジャーリーガーの、ほんとうの先駆者は野茂だと思っている。その後もたくさん渡ったが、バリバリのメジャーリーガーとして通用したのは何人いるだろう?

先日公開された日ハムの内部資料、大谷君を説得したというあの資料を見たが、日ハム球団の視点から「メジャーで活躍した」と判定された選手は数少ない。アメリカで50勝している松坂ですら、活躍組には入っていなかったはず。

僕は、バリバリのメジャーリーガーになれた日本人は野茂とイチローと松井に限ると思っている。

あと、ひいき目で、佐々木と斎藤隆はカウントしてもいいかな。斎藤は日本で通用しなくなって渡ったはずのメジャーであれだけ長く投げたからね。

とにかく、バブル期まではとかく日本人は「カネしか出さないエコノミック・モンキー」みたいな扱いだった日本人像を、野茂がぶち破ってくれた。体ひとつで日本人の実力を体現してくれた。そして、打者もこんなのがいるぞ、とイチローが続いた。ふたりともアメリカ人が見ても日本人が見てもかなり個性的なプレースタイルを持つ選手だったが、ヒデキ・マチュイは典型的なスラッガーとして認知された。

彼らのおかげで、野球界に限らずアメリカ人が日本人を見る目が変わってきたと思う。それなりに、昔よりは敬意を払って日本人と接してくれるようになったのではないか。それって、野茂とイチローと松井の功績がずいぶんあるんじゃないか。

…そんなわけないか、と思いつつも、少しくらいはそういう側面があったと思うよ。

さて、松井秀喜。

日本へ戻ってきてDH制のパリーグへいけばまた違う活躍もあったと思うが、今回の選択がベストなことは間違いないと思う。横浜は中畑監督がラブコールを送っていたけど、守備や人工芝のこともあるし、なにより巨人以外にはいくわけないし。

とにかくお疲れ様でした。

涙涙の引退会見でなく、さっぱりとした彼らしい引き際でした。

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