甲子園優勝の駒苫で暴力事件

私は昔から、高校野球というものを観ない。価値もさして感じない。球児のさわやかさがどうこう以前に、抑圧の象徴としか思っていない。ジョーゲカンケイとかレンタイセキニンとかボーズとかヤキソバパンカッテコイ(?)とか、まったくナンセンスで陰湿な高校野球メンタリティは、悪しき日本の負の遺産である…くらいまで、言っちゃう。

このあたりの、中高での野球環境から変えていかないと、現代っ子はよほどじゃないとサッカーに目がまず行くんじゃないかな。フツー。

で、今夏、連覇の偉業を成し遂げたはずの駒大苫小牧。

今になって、部内の暴力が露見してしまった。前代未聞。

27歳の野球部長が6月、8月の2度にわたり、同一の3年部員に殴るなどの暴力を加えていた。これが公になったのが8月22日。同校は甲子園開幕後の8日に事実を把握していながら、日本高野連に報告せず、そのまま出場していたことになる。部長は謹慎中。校長は、高野連への報告を怠った理由について「子供の将来を考えて対応が遅れた。粛々と大会が進んでいたので、関係者に迷惑をかけたくなかった」と話しているらしい。

…まあでも、大会中に発覚しても、確かにどうせえっちゅうねん、てとこだよな。許されることじゃないけど。

即座に思い出すのが、高知の明徳義塾。今年の甲子園開幕直前に、部員の暴力と喫煙が発覚し大会出場を辞退した。これも学校側が実態を知りつつ直前まで隠していたことと、あまりに直前のキャンセルによって大会運営に支障をきたしたことで汚点を残した。

それにしても哀れなのは出場するはずだった明徳の選手だ。自業自得もあるが、目の前の出場を、一部の人間の行為によって剥奪されたことは、そう簡単には許せまい。私だったら、もう口惜しくてタバコすぱすぱ吸っちまう。くわえて、自分たちはそれでも辞退して涙を飲んだにもかかわらず、一方で隠し通した学校が優勝したというのは、心中さらに穏やかではあるまい。

もちろん、当の駒大苫小牧の選手達も、気の毒な話ではある。

果して、駒大の優勝そのものが取り消されることにはならないと思うが…、今年の優勝の正統性そのものは、どう保障されるのだろうか?なんか連覇の価値も半減しちゃうな。

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