さらば鶴声飯店。

好きなお店が閉店してた・・・

ゴールデンウィークの頃の話です。

中央高速相模湖インターと東名高速厚木インターを結ぶ道路のうち、もっともポピュラーなのが国道412号を通るルートです。

その途中の厚木市の上荻野あたり、「鶴声飯店」(かくせいはんてん)という中華料理店がありました。ある意味、知る人ぞ知る、という感じの。そこが閉じている。3月末でエンドか?道の向かいにピンポイントで投下された中国家庭料理店が痛かったか・・・

ぼくは個人的にこの鶴声飯店が大好きで、アラカルトの中華料理はうまいし、麺類(とくに塩味)は最高だし、平日のランチはお得感バッチリだし。雰囲気はまったりしてるし。

さらに、いつもいるウェイトレスさんが気になっていました。小柄な女性で、姿勢よくシャキシャキと無駄なくさりげなく動き回る様子が、すごく好印象だった。で、正直年齢がわからないからこういったら失礼かもしれないけど、僕は勝手にこのひとを「中華料理の妖精」と名付けていたのだ。大きな送迎バスも新調して、意外に攻勢かけてたんだがなあ・・・残念だなあ・・・つうかHPまだ生きてるが。

で、せっかく厚木まで出たのだから・・・と、むかし好きでたまに行ってた札幌ラーメン(旭川だっけ?)の戸室「よしの」へ行ってみたら、ここも店じまいしていてショック。中華鍋を振るときの親父さんの小刻みな腰の動きが絶妙だった。イヤイヤ、味噌野菜ラーメンがうまかったのだ。交差点移設で、店の前の車の流れが途絶えてしまったのを潮時としたのだろうか。

さらにさらに、妻田ドイトのすぐ脇にある本格派長崎ちゃんぽんの名店「ばってん」、こいつも店じまいしてしまった。店内が見えなさすぎて、知らぬ人には営業してなさそうにも見えるのだが、土日なんかけっこう客が入っていたはずだ。なんだろう、故郷にでも帰ることにしたのだろうか?ついついちゃんぽんの「並」ばかりで、ついぞ「上」を食わずじまいに終わった。皿うどんだって食べていなかった。なんということだろう、無念。

むなしく北上。412号の荻野あたりにはまた別の「ばってん」という名前のトンコツラーメンの新しい店ができていた。とんこつは大好きだ。しかし前述のちゃんぽんのばってんを思い出してしまうから、別れた恋人を思い出すようなものでそれはちょいと今の僕にはむなしい。

そこで僕はその近くにあった「くるまやラーメン」へ。この店は本当は花楽という屋号だが、バス会社のラーメン屋なのだから昔どおりに”くるまや”がふさわしいと思う。で、僕はいつまでもくるまやと呼ぶわけだ。いいじゃないか。

それで、僕はここの味噌ラーメンを食べて手打ちとした。なんだかんだありふれたようでいて、世に名だたる名店をよそに、ここの味噌ラーメンが一番確実なような気がする。いつ食べても旨い。しかし同じ花楽の別の店だと微妙に味わいが落ちるから不思議なものだ。ここだけが旨い。某映画監督と同じ名前の、この店舗の経営者さんがキーマンということだろうか?

さてさて。

しばらくぶりの訪問で好きな店が3つも潰れているとちょいとへこむものです。

行列のできる店ってあるけれど、並んでみて魂抜かれるほど旨い店ってほとんどであったことがない。ほとんどはマスコミの力で行列ができてるだけだ。よそより2倍行列の長い店が、よそより2倍旨いかというと、そんなことはないのだ。そんな人気店より、さりげない実力の身近な店のほうが大事だ。とかいって、そういうおまえがたまにしか行かなかったからつぶれたんじゃないか?と・・・


以上、ずぶずぶにローカルネタでありました。どなたかとネット上でこの喪失感を共有できたらと・・・そして奇跡の鶴声移転情報や閉店の経緯など書き込んでいただければこれ幸い・・・

"さらば鶴声飯店。" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント